return     home
     書名:なぜ国々は戦争をするのか(上・下)
著者:ジョン・G・ストウシンガー
監訳:等松晴夫
訳:比較戦争史研究会
出版社:国書刊行会

(上)二度にわたる世界大戦から、9.11を経て今世紀のイラク、アフガニスタンにおける戦争まで、
指導者たちが戦争へと踏み出す「真実の瞬間」を、政治学のみならず、心理学、哲学、文学などの
方法論までを縦横に駆使して探った戦争論の決定版。

(下)第二次世界大戦下、「日本のシンドラー」杉原千畝のヴィザでナチスのホロコーストから
逃れるという稀有な経歴をもつ国際的な政治学者が、戦争がもたらしてきた悲惨を新たな視点から
多角的に考察した必読の代表作がついに邦訳なる。
  

[デザイン余談]
この本の著者は、杉原千畝のビザ発給によりホロコーストから逃れた人です。10年後再会したという感動的なドラマがバックグラウンドにあります。 いつもデザインをする時は、まずテキストを読んでからカバーのビジュアルを決めるのですが、今回は編集者のかたが用意していた写真でまとめなければなりませんでした。上巻は昔の戦争の古いモノクロ写真。下巻は最近のあざやかなカラー写真。このギャップをどう上下巻にまとめるのか。そこに苦心しました。まずモノクロの上巻を色のグラデーションをかけ、上部に英文タイトルをあしらい、帯も共紙に同面つけで4色刷り。目指したのは本物の書物のただずまいをもち、メジャー感を感じるデザインです。